蜜柑や赤林檎の甘さや酸質、余韻に緑茶の清涼感が和を彷彿とさせる。
STORY
ニャギシルウォッシングステーション
ニャギシルウォッシングステーション(以下WS)はブルンジ北東部ムインガに位置します。ムインガはコーヒーの生産量こそ多いもののWSの数が少ない環境です。大きなポテンシャルを秘めており、今後の動向が世界的に注目されています。
このWSは首都のブジュンブラから車で4時間ほど、日本人からすると古き故郷を思わせる、緑豊かな田園風景が広がる一帯に建設されました。この辺りはなだらかな土地で精製に必要な水資源が豊かなエリアです。日差しがさんさんと注ぎ、乾燥が比較的早く進むことも特徴です。
プロセス
WSに持ち込まれたコーヒーチェリーはまずフローティングタンクに入れられ、シンカーとフローターに分けられます。その後、ベッドへ広げてハンドソーティングを行い、重量を計ります。チェリーはパルパーで果肉を剥がした後、ファーメンテーションタンクへ移されます。ドライファーメンテーション8時間、ウエットファーメンテーション8時間を行いカナルでの水洗と比重による4段階(A1~A4)のグレーディングが行われます。ミューシレージを取り除くため、24時間のソーキングを行います。ウェットパーチメントの状態で6時間プリドライ(陰干しでの乾燥)とハンドソーティングを行います。アフリカンベッドに移動させ、11~15日間かけて水分値11%まで乾燥させます。
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